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親の関わり方で未来が変わる!?赤ちゃんとのコミュニケーション

まだ言葉が話せない赤ちゃんとのコミュニケーションは、「どんな風に声をかけたらいいの?」「言葉は理解してないよね?」「赤ちゃんの気持ちがわからない!」と、難しく考えてしまうこともあるかもしれません。

ですが、いずれ会話ができるようになる未来に向けて、まだ言葉が出ない時期のコミュニケーションは、とっても大切なのです。

先天的な才能よりも、この時期にどんな風に過ごしたのかが、赤ちゃんの未来を左右させると言っても、過言ではないのです。

今回は、そんな赤ちゃんと、どんなコミュニケーションをとっていくのが効果的なのか、お伝えしていきます。

赤ちゃんとママのコミュニケーション

コミュニケーションのスタートは赤ちゃんから

言葉のやりとりだけじゃない

コミュニケーションというと、わたし達大人は、お話をすることや、言葉のやりとりなどをイメージすることが多いかなと思うのですが、 まだ言葉の話せない赤ちゃんも、言葉以外の色々な方法を使って、わたし達とコミュニケーションを取ろうとしているのです。

表情や声、身振り手振りに注目してみると、それがよくわかるかなと思います。

そう、コミュニケーションの方法は、言葉だけではないのです。

にこっと笑ったり、声を出したり、手足をバタバタするなど、自分が出したサインにママパパや、周りが反応してくれることで「嬉しい!」と感じ、更には、もっと伝えたい!という気持ちに繋がっていきます。

赤ちゃんのサインをキャッチしよう

例えば、赤ちゃんが「あー」と声を出したら、同じく「あー」と返してみる。
「うー」と声を出したら、同じくうーとそのまま返してみる。

シンプルですが、それをすることで、 赤ちゃんは自分が発信したことをキャッチして返してくれた、わかってくれたと感じるのです。

だからこそ、嬉しくなって更に、声を発するようになるのです。

また、例えば、赤ちゃんがぐーっと両手を上に伸ばしたら「だっこかな?」と、赤ちゃんの気持ちをママパパが代弁しながらだっこをする。

お腹がすいて泣いている時は、「お腹すいたかな?」と声をかけて、授乳をする。

オムツが濡れて泣いている時は、「オムツ気持ち悪いね」と、声をかけておむつ替えをする、など、 表情や言葉、そして動作を交えてのコミュニケーションを多く取り入れていくことで、赤ちゃんのコミュニケーション力も育てていくことができます。

赤ちゃんが日常的に出している色々なサインを見逃さずに、キャッチできるようになると、お話前の赤ちゃんとのコミュニケーションも楽しみながら、赤ちゃんの伝えたい気持ちも育んでいくことができるのです。

大人からの赤ちゃんへの関わり方

言葉かけ

コミュニケーションのスタートは赤ちゃんからと、お伝えしましたが、ママパパが、言葉かけをしたことに赤ちゃんが反応し、それに対して、またママパパが反応してくれることで「嬉しい」と感じ、更にやりとり(コミュニケーション)をする意欲が芽生えるのです。

お話ができないうちは、何を言ってもわからないだろうと考えるのは大間違いなのです。

お話はできませんが、 赤ちゃんは生まれてすぐから、周りの言葉や自分への言葉かけをしっかり聞いています。

そう、耳から入ってくる情報を、たくさん脳にインプットしているのです。

なので、たくさんたくさん言葉かけをしてあげてくださいね。

声をかける時のポイント

せっかく赤ちゃんに声をかけるのであれば、ぜひ意識してほしいことがあります。

赤ちゃんや小さな子どもに声をかける時に、自然と自分の声のトーンが上がっていると感じた経験はありませんか?

わたしも赤ちゃんを見ると「可愛い〜♡」と、自分でもびっくりするくらい高い声が出ていることがほとんどなのです。
普段は声低めなんですけどね、笑。

そして、そんな高めの声で声をかけられた赤ちゃんは、ニコッと笑顔を見せてくれることもあるのです。

はい、コミュケーション成立ですね!笑

ゆっくりと抑揚をつけて、高めのトーンで声をかけること、これは対乳児発話(マザリーズ)と言って、赤ちゃんが聞き取りやすく、赤ちゃんが好む声のかけ方なのです。

わたし達は、本能的にそれをやっている場面もありますが、赤ちゃんの好む声のかけ方を敢えて意識的に取り入れることで、赤ちゃんとのコミュニケーションがより楽しくなっていくことは間違いなしですよ。

ふれあいながら歌を歌おう

声かけの他に、スキンシップを取りながら、歌ってあげることもひとつです。

大人もそうですが、心地いい、楽しい、と感じると、自然と自分も同じことをやりたくなるものです。

優しい歌声と共に、体に触れられる刺激が「心地いい」と感じると、赤ちゃん自身も「一緒に歌いたい」と、ママパパの真似をして、声を出してくれることもあるでしょう。

また、先ほどの対乳児発話に加えて、 優しく歌いかけることは、更に赤ちゃんの興味を引きますよ。

ぜひ、試してみてくださいね。

happymoonでお伝えしているベビーマッサージも、マッサージをしながら、かけ声をかけたり、お歌を歌っています。

マッサージだけでも気持ちがいいと思うのですが、そこにプラスでかけ声をかけてもらうことや、お歌を歌ってもらうことで、楽しい気持ちが増します。

赤ちゃんとのコミュニケーションとして、 ふれあいを楽しむベビーマッサージは、とってもおすすめ ですよ。

happymoonのベビーマッサージレッスンはこちらから

実況中継

赤ちゃんに、たくさん声をかけてあげるのがいいことはわかった、でも...いざ声をかけようと思った時に、「なんて声をかけたらいいんだ?」と、思うこともありますよね。

ここでおすすめしたいのが、実況中継です。
まずは、 ママパパがする行動を言葉にするのです。

「だっこするよ」「おむつ替えるね」「ちょっとトイレにいってくるよ」「ごはんつくるね」など、自分の行動を言葉にして、赤ちゃんに伝えます。

また、 赤ちゃんの気持ちを代弁する方法 もあります。

赤ちゃんが、キョロキョロと何かを見ていたら「これなんだろうね、光ってるね」、ご機嫌に遊んでいたら「楽しいね」、オムツが汚れて泣いていたら「気持ち悪いね」など、赤ちゃんの気持ちを想像して、言葉にしてみましょう。

「パパが帰ってきたね」「今日は晴れてるね」「お風呂気持ちいいな」など、 ママの気持ちをそのまま言葉にする のもひとつです。

それらのママパパの言葉に、赤ちゃんが何かしらの反応を示してくれたら、またそれに対して声をかけるなど、こちらも反応を返してあげると、赤ちゃんは気持ちを伝え合うコミュニケーションが楽しくなりますよ。

見守ることも大切

赤ちゃんに声をかけてはいけない時とは?

さて、ここまで赤ちゃんに声をかけることが大切というお話をしてきましたが、 どんな時でも常に声をかけるのではなく、逆に声をかけない方がいい時間もある のです。

それは、 赤ちゃんが集中している時 です。

赤ちゃんには、一人で周りの様子を観察したり、自分の手や自分の手で握っているおもちゃなどをじっくり見る時間も必要なのです。

わたし達大人もそうですが、じっくり本を読んでいたり、映画を見ている時にあれこれ周りから話しかけられると、集中力が途切れてしまったり、「今、話しかけないでよ」と、思う時がありますよね。

赤ちゃんも同じです。

じっと集中している時は、脳をフル回転させて、色々なことを感じ取っている時間です。

そんな姿を見つけたら、ついつい可愛くて声をかけたくなってしまうかもしれませんが、そこをグッと堪えて見守ってみてくださいね。

赤ちゃんの集中タイムが終わると、きっとママパパの姿を探すはずです。

その時に、ぜひ「よく見てたね」などと、声をかけてあげてくださいね。
赤ちゃんは、きっと嬉しい気持ちになるはずです。

赤ちゃんの達成感とは?

また、例えば、手を伸ばしておもちゃや何かを取ろうと頑張っているシチュエーションもあるかと思います。

そんな時も、ママパパはついつい手を出して、おもちゃを取って渡してあげたくなるかもしれません。

でも、手を出したい気持ちをグッと堪えて、ぜひその様子も見守ってみてくださいね。

赤ちゃんは色々な方法を使って頑張るのです。

そして、 自分の力だけで目的のものが取れた時、ものすごく嬉しく、達成感を味わうのです。

そして、次の瞬間、その嬉しい気持ちを大好きなママパパに伝えたくて、きっとママパパを探すはずです。

その時にぜひ「見てたよ、自分で取れたね」などと、伝えてあげてくださいね。

赤ちゃんの気持ちは喜びでグンと高まるはずです。

親子の絆を深める方法

ここまで何度も出てきていますが、まだお話ができない赤ちゃんでも、ママパパが言っている言葉がわかっていることはよくあります。

言葉を話し始めるまではインプットの時期。
たくさんインプットをしながら「伝えたい」という気持ちはしっかり育っていきます。

言葉だけでなく、それ以外の表情や声、身振り手振りから「嬉しい」「欲しい」「機嫌が悪い」「不快」などの気持ちを、日々伝えてくれている赤ちゃん。

そんな 赤ちゃんのサインをキャッチして、赤ちゃんの伝えたい気持ちに反応してあげられるといいですね。

言葉という手段がない赤ちゃんは、常に伝えたいけど伝わらないという、もどかしい気持ちを感じ、結果的に泣いてしまったり、ぐずってしまったり、なんてこともあります。

ここで、ママパパが大切にしたいことは、 どんな時も「見てるよ」「聞いてるよ」という姿勢で伝えること。


些細なことかもしれませんが、このやりとりが、赤ちゃんにとって伝わったという喜びにつながり、ママパパとの絆も深まっていきます。

ここまでお伝えしてきた、赤ちゃんとの絆を深める効果的なコミュニケーションについて、ファーストサインというレッスンで、親子様に合わせたコミュニケーションをお伝えしています。

文章だけでは伝わりきらない、大切にしたいコミュニケーションの土台について、実例や実践を交えながら、お伝えしています。

今の赤ちゃんとのコミュニケーションを、もっともっと楽しみたい方は、ぜひレッスン にご参加くださいね。

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まとめ

赤ちゃんが、最初にコミュニケーションを取るのは、一番身近にいる親であるママパパです。

ママパパが言葉をかけ、歌いかけ、見守ることで、赤ちゃんは、自分の気持ちをもっともっと伝えたくなります。

言葉のやりとりだけではない赤ちゃんとのコミュニケーション、ぜひ、今回の記事を参考に、赤ちゃんとの時間を楽しんでいただけたら嬉しいです。

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東京都葛飾区にて親子コミュニケーションを軸としたベビーマッサージ、ファーストサインレッスンなどを開催している親子教室happymoonです。

レッスンの他に、マタニティ期からニューボーンフォト、ベビーフォト、バースデーフォト、ロケーションフォト、七五三フォトなど、お子さま、ご家族さまのライフイベントに寄り添う撮影もしております。

更に、ベビーマッサージ等の講師になりたい方、フォトグラファーになりたい方への育成講座も行っております。

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